片頭痛とは?
読んで字のごとく、片側だけズキンズキンと痛む頭痛とされています。 軽いものから激しい痛み、体の知覚の変化、吐き気といった症状がよくみられる神経学的症候群です。 男性よりも低血圧の女性に多いようです。 「偏頭痛」とも表記します。 こちらの方が正しい表記かなと思います。 私自身、時々片頭痛で苦しむことがありますした。 片側の時もあれば両側のこめかみが痛んだりもするので、「偏った頭痛」の方がしっくりきます。 低血圧の女性に多い、と書きましたが、私は男性で低血圧でもありません。 普段はいたって健康なため、どのような方でも起こり得ると言えます。 およそ1/3の方は「前兆」があります。 異常な視覚的、嗅覚的など、片頭痛が始まる合図のような感覚があります。 そして、痛みの継続時間は4~72時間と言われています。 私は一週間近く痛かったことがあります。 片頭痛は煩わしいものですが、一週間も続くと痛いことに慣れてしまいました。 病院に行きましたが、検査の結果、何の異常もありませんでした。 痛み止めを服用してようやく痛みが引きました。
なんで片頭痛(偏頭痛)になるの?
原因不明と言われていますね。 そして「原因不明ではなかった」というサイトも存在します。 そのすべてが「~と考えられている」という記載でした・・・ 残念です。 片頭痛の原因には様々な説があります。 もしかしたら、人それぞれの原因があり、すべて正しいかもしれません。 代表的な二つの説をご紹介します。 血管説 頭部の血管が拡張することによって頭痛が起こると考えられています。 血小板からのセロトニン(血管を収縮させる作用を持つ)が放出されるため一旦脳の血管が収縮します。 その後、時間の経過とともにセロトニンが分解され、減少することで血管が拡張していくために頭痛が起こるというものです。 三叉神経血管説 脳神経の中で最も大きい三叉神経(顔面周辺の感覚をつかさどる)が関わっていると考えられています。 何らかの要因で三叉神経が刺激されることにより、三叉神経の末端から血管を拡張させる作用をもつ様々な神経伝達物質が分泌されます。 それらの働きで拡張した血管や、それによって発生した炎症が神経を刺激して痛みが起こるというものです。 この代表的な二つの説に共通で言われていることが、血管の拡張です。 ここに大きな要因がありそうです。 他にも、ストレス性のものや、肩こりが悪化することで片頭痛になることも少なくありません。
どうすればいいんだ?
痛み止めを服用することで改善される方が多いと思います。 しかし、最近ニュースで取り上げられた、「ロキソニンの副作用が追加」が怖いですよね。 追加された副作用の内容は、腸閉塞です。 かなり怖い副作用です。 市販薬では、そういった事例は無いそうです。 今後、痛み止めはイブプロフェン系が売れそうですが・・・。 副作用以前に、薬品は肝臓など内臓に少なからず負担をかけてしまいます。 飲まないに越したことは無いのです。 しかし、ここで問題なのが、痛み止めを飲んでも効かない片頭痛です。 多くのお客様から相談を受ける際、 「ロキソニンは効くけど、イブプロフェンは効かない」 「イブプロフェンは効くけど、ロキソニンは効かない」 そして、とても稀ではありますが、 「痛み止めはどれも効かない、寝て治るのを待つしかない」 このように、有効な成分に個人差がある場合や、もしかしたら片頭痛の原因が違う可能性もあります。 そして痛み止めの連用で怖いのが副作用です。 薬物乱用による頭痛へ悪化することも考えられます。 ここで完生堂が強くお勧めしたいのが漢方薬です。 漢方による片頭痛への処方はかなり多く、何よりリスクが少ないのに、効果が期待できます。 この内容をまとめている、私自身が片頭痛で悩まされてきました。(月に一度程度の頻度です) その時に漢方薬を煎じていただきました。 2~3日痛みが続いたのですが、その後、現在まで片頭痛が起きていません。(約4か月経過しています) 私自信が実感したからこそ、一度ご相談に来てほしいと思うのです。 もちろん効果には個人差があります。だれもが私のような結果になるとは限りません。 それでも漢方薬という方法があることを知っていただきたいと思います。 生薬ですので内臓への負担は格段に少ないです。 副作用が無いわけではありません。 ご相談に来ていただいた方の「証」に合わせて処方することで、副作用を出さず安全に取り組んでいただけます。 ご相談には1時間程度お時間を頂くこととなります。 事前にお電話かメールにて予約していただけるとスムーズです。 電話 :042-334-4901 メール :watanabe.kanseido@gmail.com