高血圧…

高血圧は体が悲鳴をあげているサインです

高血圧とは?

「血圧が高いこと」ですよね。
では、血圧とは?と聞かれると意外と知らない方も多いかと思います。
血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す力です。
血圧の高さは、心臓が血液を押し出す力と血管の拡張で決まり、血管の弾力性も関係しています。

つまり、高血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す力が強すぎる状態と言えます。
なんだか強いなら良いように聞こえてしまいますね。

ですが、皆さん高血圧は悪いことと認識しています。
では、具体的に高血圧の場合、どういったことが体で起きているのかと言うと…

本来、血管の内壁は弾力性があるのですが、高血圧状態が長く続くと血管はいつも張りつめた状態となり、次第に厚く、硬くなってしまいます。
これが高血圧による動脈硬化です。
この動脈硬化は、大血管にも、小血管にも起こり、
脳出血、脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞、眼底出血
などの原因となります。

どうして高血圧になるの?

遺伝的、生活習慣などの環境が関係しており、生活習慣病といわれています。
原因としては以下のことが考えられます。

●塩分の取りすぎ
●肥満
●お酒の飲みすぎ
●ストレス
●自律神経の調節異常
●運動不足
●野菜や果物(カリウムなどのミネラル)の不足
●喫煙

どうすればいいんだ!

上で述べた原因を解消していくことが一番の予防になります。
具体的には、以下の高血圧を防ぐ10箇条を心がけましょう!

 1.塩分は、1日10g程度を目安に気をつけましょう。

 2.野菜や果物をとり、カリウムを補給しましょう。
   カリウムはミネラルの一種で、余分なナトリウムの排出を促進します。
    (腎障害のある人は除く)

 3.肥満は大敵。栄養配分に注意しながら標準体重に近づけましょう。
   ●標準体重=身長(m)×身長(m)×22

 4.運動不足は高血圧の原因。
   軽く汗ばむ程度の速足歩きなどを1回につき1時間、週2から3回行いましょう。
    (高齢者や重症患者は医師の指示に従って行う)

 5.不規則な生活は改めて休息や睡眠を十分とり、リラックスを心がけてください。

 6.アルコールなどの嗜好物はとりすぎないこと。
   また、タバコは血圧を上げます。禁煙が大切です。

 7.動物性の脂肪を控えて、魚を多くとるようにしましょう。

 8.急激な温度差を避けるため、寒い日の外出や風呂場の脱衣所の保温に注意してください。

 9.熱いお風呂は血圧の変化を招くため、37から40度のぬるま湯に入るようにしましょう。

10.トイレでりきむと血圧が上がるため、便秘をしないようにして必要以上にりきまないこと。


しかし、この全てを実践するのは難しいです。
完生堂薬局では、高血圧を防ぐ10箇条の実践をサポートします。
「体に悪いことをしない」も大切ですが、「体に良いことをする」ご提案をご用意しています! 是非お気軽にご相談ください。

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