日常的に気になる部分から、体のちょっとした事まで、ご相談ください
漢方薬と言うと、顆粒(粉薬)をイメージする方が多いのが現状です。 しかし、4000年前からある本当(確実に効果ある)の漢方薬とは、生薬(薬草)を一人ひとりの症状(証)を脈(脉)や舌の状態と問診により、処方・調合します。 処方・調合する際は、液剤(液体のお薬)・散剤(粉薬)・丸剤(粒のお薬)と症状(証)により形態が変わります。 ではなぜ、お客さまにほとんどの薬局が顆粒(粉薬)を出されるのでしょうか? ・ほとんどの薬局の薬剤師が品質の良い生薬(薬草)とそうでない生薬(薬草)の見分けが出来ない ・処方・調合する事の認可を取得出来ていない 以上のような理由が挙げられます。 また、確実に効果が出なくてもお客さまが「漢方薬だから仕方がない」と思われている現状があります。 これは、顆粒(粉薬)の漢方薬は製薬メーカーが製造しており、その製造方法は、液剤(液体のお薬)を急速冷凍乾燥させて防腐剤や香料・甘味料を加えて顆粒(粉薬)にしています。 この製法の場合、薬効が本来の漢方薬の20~30%しかありません。 この事は、東京大学で分析され、以前読売新聞で記事になりました。 初回来店の場合、問診に最低1時間は掛かります。 これは、本当にお体に合った漢方を処方・調合するために、必要最低限の時間なのです。 現在の体の悩み、そのお悩みがいつごろからどういった特徴があるのか、食事や便通など詳細な生活習慣など、 様々な要因の中で何が原因なのかをお互いに理解し、一緒に改善・根本解決目指していきます。 漢方は現在でも、医師、薬剤師が処方しています。 しかしながら、患者様に処方する漢方は、顆粒のものばかりです。 完生堂では、日々、漢方の勉強を積んでおり、受け継いでいってほしい気持ちから漢方の勉強会も行っております。 顆粒のものは、煎じたものに比べると、効果・効能が半分以下になってしまいますし、添加物も入っていて少なからず内臓への負担がかかります。 煎じたものの本当の力を知らない方が多いというのが現状です。 漢方を煎じる場合、煎じ置きのようなことは一切していません。 ご相談いただいた方に処方する漢方を決めてから煎じています。 煎じるのも、ただ煮出せば良いものから、一定時間煮出した後、別の生薬を入れてさらに煮出すものなど、煎じ方も様々です。 完生堂には、今まで培ってきた経験、日々の努力による自信があります。 大変多くのお客様にご来店いただいております。 また、土曜日も営業しておりますので、平日お忙しい方もご利用ください。 是非ご予約下さい。 電話 :042-334-4901 メール :watanabe.kanseido@gmail.com 最後に、それでも「保険が効くから顆粒の漢方薬が良い」という方もいらっしゃるでしょう。 そんな方々は、飲み方を改めてください。 顆粒の漢方薬を処方される場合、水またはぬるま湯で飲む、食前、食間、食後に飲むなどの飲み方は教わることでしょう。 しかし、これだけでは足りません。 本来の漢方薬とは違う作り方をしているものですので、よりしっかりとした方法で服用してください。 ・白湯に溶かして飲む ・落ち着いた状態で飲む 以上の方法に加えて、より効果を発揮させる服用方法がある漢方薬もあります。 メールでも構いませんのでお問い合わせください。 また、一定期間服用しても効果が現れない場合、証があっていない可能性があります。 そういった場合、処方を見直す必要があります。 漢方薬は、病気を治すだけでなく、体を健康にするためのものでもあります。 正しい知識で利用することで、ご健康を得られることを願っています。